最近はONE OK ROCKにモータースポーツに忙しく過ごし、小説の方はと言うと、長編小説の製作しかしていませんでした。
長編小説は難しく、果たして完成するのだろうか?と思い、悩み、それでも書いては消しを繰り返していた。
自分が目指す物語を作る人になる為の前進が出来ているのか、不安になったり悩んだり、この長編の小説は完成するのだろうか?
始めて書いた物語、あれはなんだ?なんて思うお話から始めて短編を作り前進する。そんな物語にもメッセージを頂いたり、いいね!ボタンを押してもらったりして、とてもおこがましい話ではありますが、読んでくれた方の中に待ってくれている人がいるならと、そう思う気持ちが長編に取り組む気持ちに焦りをもたらしたりしていた。1ヶ月ほど前に中編小説としてあげた「狂気の共演」も少しずつ修正をして、今小説投稿サイトへの投稿の準備をしている。でもそれでは前進しているのかいないのか分からない。そう思い、今行っている作業を一度ストップして、前に書いていた短編製作に舵を切ってみた。これからバンバン短編を書けるか?と問われれば、それはまだ分からないけど、この短編の完成は表面上、立ち止まっていた。物語を一歩進めた気持ちになれて嬉しく思う。
いくつか物語の案はあるのだけど、納得の行くものではなかったりして、まぁ私の納得など自己満足の一人カラオケの点数のような自己満足なんだけど、短編とは言え、自分がOKでないとそれは完成じゃなかったりする。そうゆう意味では今回の短編「秒針の進む先へ」は短編とは言え、一つの完成を向かえたと思える。
物語の案なんてものは割りと簡単に作り出せる。まぁ極端な話、長年好きだった彼と、ふと街でばったり再会して、戸惑いながらも会話をして行く中で彼の言葉から、もしかすると彼も私の事を気になっていたんじゃないだろうかと感じ始める。その会話の妙を上手く表現出来れば、それは十分に短編小説として成り立つ。最後、その二人が交わるのか、すれ違うのか、その辺を上手く隠しながら最後まで持って行ければ良い短編になると思う。
彼の言葉のピースが私の中で合わさっていく。そのパズルは私に勇気を持てと言っているように思えた。突然の雨、その雨は音も無く静かに二人の距離を遠ざける。もうここでお別れ、最後に伝えなきゃ、私の気持ち・・・・・・
「それじゃ、また」
その彼の言葉に私は
「うん」と言うのが精一杯だった。
音のない雨は私の髪を静かに濡らし、私の大事なタイミングを奪っていった。いやこの雨が無くても私は言えなかったと思う。
偶然の再会は、偶然の再会として、新しい恋の始まりでは無かった。そう出来なかった。
ごめんなさい。突然書き始めてしまった。小説は書き手がすべての物語を決める。だからこそ書き方がとても難しいのだと思う。(何様やねん)
だから物語はストーリーが100点中の10点でも表現が上手ければ、それは良い小説にもなりえる。その逆も然り、もちろん両方を兼ね備えるのが1番なんだろうけど、人はそう都合よくすべての物を持っていない。勉強で学べる部分はしっかり学んで、今自分が持っている物を常に出し切れるように頑張っていこうと思う。
そうゆう意味では長編の各章を別々に書いていてもどうしても納得出来ない章が出来て繋がりも強引になってしまう。それが書き直しの原因となって進まない。最初から一気に書けばいいじゃん。と言われても10万文字を超えるような作品を初めから順に一気に書けるほどの精神力を持ち合わせてはいない。まぁそうゆう事も含めて勉強と思い頑張ります。
ちなみに今ここに書いたミニストーリーは今回の短編「秒針の進む先へ」とは、まったく関係ありません。
短編小説「秒針の進む先へ」はこちらです
数日前から体調を崩していた結愛(ゆうあ)が夜中に突然容態が悪化して救急車で病院へ、病気の子供と向き合う家族の運命とは
久しぶりの短編小説。小さな達成感を感じる 176歩
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