日本の4輪モータースポーツは大きく二つのカテゴリーに分かれます。一つは箱車と言われる、市販車ベースのカテゴリー。スーパーGTです。
このスーパーGTは参加メーカーや参加台数が多いからか、とても人気のあるカテゴリーです。国産の有名スポーツカーが名を連ね、スポーツカーが好きな人には、たまらなく、かっこいいマシンになっています。見た目のかっこよさは市販車に限りなく近いのですが、エンジンはまったく別物!
別物と言えば、なんだレースマシンはすごいエンジン積んでるんでしょ?って思いますよね?違うんです。
スーパーGTのフラッグシップマシンのGT500は2000ccの4気筒シングルターボで統一されているのです。
市販車のGT-Rを例に出して比べると、市販車GT-Rは3800cc V6 ツインターボ!
え!?じゃーレースマシンしか、しょぼいって事?いえいえ、そんな事はありません。
ボディーから始まってすべてのパーツを走る為だけに改良を重ね、見た目を出来るだけ維持したモンスターマシン!各メーカーから作り出された、そのモンスターマシンが凌ぎを削るのがこのレースです。なんとなく人気があるのが分かりますよね。
はい。そんなスーパーGTのお話を踏まえて、同じエンジンを搭載した。もう一つのカテゴリーのフォーミュラマシン!ボディーは10年ほど前のF1をベースに日本のこのレースの為だけに作られた。SF14!
これがスーパーフォーミュラ!
フォーミュラマシンなので、市販車と比べる何かはありません、根本的にマシンの形状が違うので。本当にサーキットを走る為に作られた最速マシン。
人気のある、スーパーGTより鈴鹿サーキットベースで1ラップ10秒近く速い、このマシン、このカテゴリーこそが国内最高峰のレースではないでしょうか?
私は下手くそながらブログを書かせてもらっています。そのカテゴリーの一つにモータースポーツがあって、このスーパーフォーミュラも大好きで書かせてもらってます。はい!そうです。もう、どうせ書くなら、このブログを読んだ人が「どれどれ、一度見て見ようかな?」って思ってもらえるような何かを書きたいと思っていました。
そんな時、ふと新しいプロモーションビデオを見つけて、そのPVがあまりにかっこよかったので、この記事を書き始めました。
速度が上がるに連れ風をマシンに取り込み地面に張り付くようなダウンフォースを作り出すフォーミュラマシン。ストレートスピードは300kmを超え、箱車では考えられないほどのスピードでコーナーを駆け抜けて行く。その速さはコーナーだけなら、世界最速のF1をも凌ぐと言う!ホイルスピンをして走り出したマシンが履いたタイヤの温度は100℃にもなり、溶け出しだタイヤがアスファルトに食いついていく。ハンドルがきられ、マシンは向きを変える。遠心力で外側へ飛び出そうとするマシンをコース上に留どめるギリギリのマシンコントロールでゼブラゾーンを掠めて次を目指す!タイヤの限界までアクセルを開け、コーナーに飛び込むのブレーキング瞬間!立ち上がるギアアップの瞬間!その一瞬、一瞬の判断がクラッシュか? はたまた-0.1秒か? そのどちらかをもたらす。限界を諦めた者に勝利は無い。世界で戦ってきた者とこれから世界を目指す者!両者の意地とプライドがぶつかり合う。そのサーキットのポディウムの頂点に立てる者はたった一人!全7戦を戦って年間チャンピオンの栄冠を勝ち取るのはいったい誰か?
面白そうに思えてきましたか?
はい。ありがとうございます。そんなスーパーフォーミュラの2018年の日程は?
ラウンド | サーキット名 | 日程 |
---|---|---|
第1戦 | 鈴鹿サーキット | 4/21~4/22 |
第2戦 | オートポリス | 5/12~5/13 |
第3戦 | スポーツランドSUGO | 5/26~5/27 |
第4戦 | 富士スピードウェイ | 7/7~7/8 |
第5戦 | ツインリンクもてぎ | 8/18~8/19 |
第6戦 | 岡山国際サーキット | 9/8~9/9 |
第7戦 | 鈴鹿サーキット | 10/27~10/28 |
鈴鹿サーキットだけ1年に2回開催となっています。鈴鹿で開幕して鈴鹿で終わる。F1に比べると開催数は少ないですが、年7回のレース追いかけてみませんか?
2年前までは、こうやって紹介しようにも、見てみたいと思った方はサーキットへ行くか有料放送を契約して見て下さいね。としか言えなかった。がしかし!
昨年からBSフジさんが無料放送してくれているのです。う~ん!紹介しやすくなったわ!
本当にありがとうございます!でもレース前の緊張感やレース後の表彰式までしっかりと見たいって方は、スカパー契約をして下さい。
契約するチャンネルはJSPORTSですね。全4チャンネルですがセット契約なのでJSPORTS全チャンネルの契約が必要です。料金は
スカパー!基本料 421円➕JSPORTSセット料金2469円=2890円です。
ちょっとお財布にダメージを受けますが、前日の予選も含めて全セッションが見れるので価値ありです。
ここまではあくまでもテレビでの視聴についてなんですが、意外と現地観戦もリーズナブルなんです。まぁ私が必ず行く鈴鹿サーキットでは、レース観戦券に遊園地の乗り物パスポートがついて、なんと4000円!これに駐車場代とご飯代がいるだけで、現地観戦が楽しめます。秋のスーパーフォーミュラは是非鈴鹿サーキットで現地観戦してみて下さい。その他のサーキットはまだ観戦したことは無いですが、いつかすべてのサーキットに一度はお邪魔しようかなと思っています。
ちなみに最終戦鈴鹿サーキットには、100%私がグランドスタンドのどこかに座っています。
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