イジメから逃げる事は全然悪くない

私はイジメで命を落とした人がいると聞けば心が痛くなります。当たり前だけど、でもそれが皆当たり前と思っていればイジメは起こらないはず・・・・・・なのに

このブログはそう言う人達に向けたタイプのブログじゃないけど、最近ニュースでこのような事件があって、自分も何か発信出来ないか?と思い、この記事を書きました。

ほんの少しでもあなたの心の中にある、その荷物が軽くなる事を願って・・・・・・

イジメは何故起こるのか?

イジメと言うのはいつの時代にもあって、無くなる事はありません。無くなる事は無いと言い切ってしまうと、イジメを受けている子は絶望を感じるかもしれませんが、でもイジメを完全に無くす事はとても難しい問題なので、イジメは無くならないと思っておいた方が楽だと言う事です

僕がツイッターでイジメの事を呟けば、いいねをくれたり、共感してくれたりと、心の優しい方ばかりです。普段、人と会ってもそんな悪いことをしそうな人とはなかなか会いません。ようするに一般的な人はイジメなんかしないだろう?と思っていたりします。

しかし、何故かイジメは無くならない。

イジメは強者が弱者をイジメるのでは無く、弱者が更なる弱者を見つけイジメていくものだと考えています。

イジメの本当の犯人は人の心の中に生まれる恐怖心だと言う事。

人はとても弱い生き物で常に何かに怯えています。喧嘩が強そうな人も、能天気な人も、表に出すか出さないかだけで、人は皆、心の奥のどこかで見えない恐怖と戦っているです。

その恐怖はいずれ自分に危害が及ばないようにと、この場所で生きていく安全を確保しようとするのです。

誰かを傷つけようとかそんなレベルじゃなく、ただ自分だけは安全であるようにと

その結果、形の見えない集団に生まれた恐怖心は自然と弱者へと向かって行きます。

一つの標的を作る事で、自分に降りかかるリスクを避けているのです。

その弱者が確定してしまえば、もう安心です。その人が弱者で居てくれる間は自分の安全は確保されるのですから、この状況を積極的に変えようとする力は集団の中では発生にしにくくなります。

鳥の巣の中で一緒に育った雛も、一匹が弱って行くと、段々と餌の獲得競争に負けて行きます。それを繰り返す事により弱者は更に弱者となり、そして最後は、その巣から落とされてしまいます。

仲間なのに……

家族なのに……

1匹を落とす事により、自分の分の餌が多くなるからと言う単純な動機です。

なのでもし、集団の中で生存競争をして行こうと思えば自分も戦い、勝って行く必要があります。それは心の優しいあなたにはとても大変な事なのは充分に分かっています。

しかし「こいつは弱い」と相手に認識されてしまうと、鳥の巣の中の雛のような事になりかねないのです。

そうならない為に戦う!!

もちろんこれが出来るなら少し頑張ってみましょう。逆境に立ち向かうのも一つの勉強です。

でもどうでしょう?心の優しいあなたには、ちょっと難しいですよね。

大丈夫、戦えないからって悪い訳じゃない!むしろ、そっちが正解!日本では暴力も報復も認められていないのです。

もう限界だと感じているあなたへ

私がこの記事を書こうと思ったのはイジメを苦に命を絶つ道を選んでしまった人がいた事をニュースで知ったからだと上でも書きました。この手のニュースは何度も耳にします。

先生に相談したけど、教育委員会に相談したけど、解決どころか悪化してしまったり、

その場所で生きて行く為に全力で努力しているのに、生きる場所を奪われてしまったり、

イジメの本当の恐ろしさはイジメている人の心の中にある恐怖心が形になって出てくる事なので、人生を賭け積み上げてきている先生からしてみれば、そのイジメは無かった事の方が都合がいいのです。問題が起こる恐怖心が勝ってしまう状態ですよね。まさにイジメを行っている人たちと形は違えど思考は同じなのです。

そしてそれが本音で、これも責められないと思います。その先生も自分の積み上げて来た人生で今の生活の為、家庭の為に狂わす訳にもいかないのです。先生達も社会の中に落とされた弱者であるからです。

生活の為でも無く、失うものも無く、すべてを達観しているような人が先生なら、救いの道も見つけられるかもしれませんが、先生も一弱者である時点では解決出来ない事を先生の責任にしてしまうのもまた難しいのです。

中にはどれだけの人を敵にまわそうが、例え学校を追われようが、自身の家庭がどうなろうと、どんな事をしても守ると言ってくれる先生もいるかもしれませんが、それは少数だと言えます。

もし今、あなたがもう限界だと感じているなら、すべてに変えてもあなたを守ろうとする体制が家族以外に存在しない状況だと言えます。

だからと言って命を絶つ必要はありません!!

と言うより命を絶ってはいけません!!

では、どうすればいいか?

さぁーイジメから胸を張って逃げよう!この世から逃げる必要は無い。その場から逃げるだけで解決の道は見つかる

もう思い切って逃げてみよう!!!

あなたの事を誰も知らない場所へ!

恥ずかしがる事は無い。家族に相談しよう!家族はあなたの味方です。少しの間、学校を休んで引越しの計画を立てよう。

実際に引っ越せば、その先でもイジメにあうかもしれない。なんて不安がありますよね。もちろん当然です。

イジメは100%イジメる側に問題がある!!訳ではないので、少なからずあなたにも理由があります。

なのでまず、あなた自身が自分と向き合い、今後、どんな部分を変えて行く努力をすればいいか?も同時に考えて行かなければなりません。

その事については最後に書きますが、もし引っ越した先でもイジメられてしまった場合・・・・・・・

躊躇する必要は無い。

また逃げればいい!!

イジメが起こる環境・・・・・・それは恐怖心に打ち勝つことの出来ない弱き者の集団の中で、自分が標的にならない為の手段として行われる。生贄の法則です。

心の強い者達が集まった集団ではイジメは起こりにくい。本当の意味での恐れを自身で克服している者は誰かをイジメておかないと落ち着かないなんて感情にはならないのです。

一つの集団の中で圧倒的な力を持つ者がいたとして、その人が心の強き者なら、その集団では致命的なイジメは起こらないと言われています(確証はありませんが)

その事が分かっていれば、絶対的にイジメが起こりにくい環境もあると言う事が分かると思います。引っ越した先が、その恵まれた環境になった時、そこで今まで受けてきた苦しみを振り返り、相手を思いやり、自分の悪いところも見つめ、新しい道を歩けばいいと思います。

自分の生きる場所を選ぶ事も自分の人生の仕事であり、家族の課題でもあると思います。

イジメられない為に自分に出来る事

イジメは受けている人。今で言う、あなたですね。あなたがその出来事をどのように受け取るか?から始まる一面もある事を知っておいて下さい。

視点を変えればイジメじゃない?

ある時、自分のノートに落書きがされていた。

「おい!誰だよ!こんな落書きしたの!この落書き、めっちゃ面白いやん!」なんて言いながら笑いに変えてしまえたら、それはイジメじゃなく、イジリになるのです。

私はこんな事をされた・・・・・・

きっとみんなに嫌われているんだ・・・・・・

と思い俯いてしまった場合。それはイジメが始まって行く瞬間になりえるのです。

目の前で起こった出来事が自分にとって悲しい出来事だった時、それをイジメられたと受け取ってしまう前に、まずは軽く受け流す方法を覚えておく。

人は感情のある生き物なので、相手の感情を汲み取ろうとします。しかし、その結果、軽い気持ちでされたイタズラさえも、深い心の傷を作ってしまいかねない。だから、まずはネガティブな事柄が起こった時は自然災害がやってきたんだと思うようにしましょう。相手の感情を必要以上に汲み取らない。台風がもし自分地域を直撃して家を傷だらけにしてしまっても台風が私の事をイジメているとは感じないように、時々起こるネガティブな出来事は自然災害なんだとして、自分自身を復興させて行こう!

あなたは相手より上?下?

こんな事を考えた事はありませんか?

イジメられる人は比較的、この思考を持った人が多いような気がします(個人的感覚です)

相手を上に思い、尊敬していますか?

イジメられている人は自分はまったく悪くないと思っているかもしれませんが、実はこうゆう心の奥の奥にある、相手を大切に出来ていない一面を持っていたりします。全員が全員ではありませんが、あなたはどうでしょう?

もしあなたの事をとてもいい人だと言って声をかけてくれる人がいれば、嬉しいですよね。それはその声をかけてくれた人がいい人なのです。

相手を素晴らしい人だと尊敬出来る人は、その尊敬出来る気持ちを持っている人が素晴らしい人で尊敬される人なのです。あなたはどうでしょうか?自分の事を大切にしてくれない人のことなんか大切に思える訳ないじゃん!!って思ってませんか?

これが一つのヒントになりますよね。

難しいかもしれませんが、まず相手を愛してみませんか?相手を尊敬してみませんか?相手に感謝をしてみませんか?100人に向けてこの気持ちを持てた時、あなたは誰かから愛されるかもしれません。尊敬されるかもしれません。感謝されるかもしれません。もし100人を大切に思えずに憎み続けていたら、きっと誰からも大切にされないように思います。

関わってくれる人を上に見て感謝し、ありがとうを言える人はありがとうを言われる人です。

集団が苦手なら一人ぼっちも恐れない

イジメを受けている人はあまり集団の中にいるのは苦手な人が多いのではないでしょうか?

にも関わらず、社会は集団行動が大前提のようになっています。しかし、どうしても集団が苦手なら、集団にいる必要もないと思います。

人には必ず得て不得手があります。手先の器用な人もいれば不器用な人もいます。会話が得意な人もいれば不得意な人もいる。集団が好きな人もいれば普通に苦手な人もいて当たり前なのです。

将来仕事を選んで行く中で、人との関わりは重要な部分ではありますが必須項目ではありません。会話が不得意な人は営業向きではないし、不器用な人は製造業には向かない。人との関わりが苦手な人でも、他の部分で自分に自信を付けて行ければ例え一人でも仕事は出来ます。

私はブログだけでは生活は出来ませんが、ブログの運営だけで生活をしている人もゼロではないです。一人だってなんでも出来るんだと言う強い気持ちを持って下さい。

一番ダメなのは学校でも馴染めない自分は社会でも馴染めないんだと勝手に決め付ける事です。

言っておきます!!!そんな事は絶対に無い!!

学校で上手く行っている人と自分とを比べるのはそもそも間違っている。生きている世界が違うからそこに劣等感を感じる必要は無い。一人には一人のステージがあります。

最後に

心の中にある荷物は少し軽くなりましたか?もし少しでも軽くなって明日からもう少し頑張ってみようと思ったなら、それもあなたの判断です。イジメてくる人さえも大切に思ってやりましょう。もしかすると大切に思ってくれるかもしれません。

でも、もし

本当に無理だと感じているなら、命を天秤にかけてしまっているならもう迷う必要は無い!!

さぁ逃げましょう~!命は無くしてしまうこと以外の出来事はすべてかすり傷です。

今は少し痛みますが必ず治ります。

 

もし今、逃げることが出来れば10年後には必ず、あの時逃げてよかったと思える日が来ます。

もし今、命を絶ってしまえば、もう苦しまなくていい。なんて考えていたら、それは間違いです。逃げてよかったと思える日が必ずあるから・・・・・・

ゆっくりでいい。時間を掛けてもあなたの居場所を探して下さい。必ずあります・・・・・・

そしてあなたの人生はそこから始まります。

イジメに負けない強い人にあなたは必ずなれます!


逃げると言う表現は負けているようなイメージになってしまいがちですが、

逃げる=負けではないと私は思っています。

選択肢も引越しをする事を第一選択のように書いてしまいましたが、自宅で勉強をして大学に行く手もありますし、大学に行かずとも社会に挑戦出来る環境も沢山あります。

逃げて下さいと書いたのは、命を計りに乗せなければならないほどの思いを持っているなら、と言う事です。もし、あなたに戦える力が残っているなら、あと一歩、あと一歩とゆっくり歩いてみて下さい。必ずその歩いた先に道はあります。

あなたの心がほんの僅かでも

軽くなってくれたなら・・・・・・

それだけで・・・・・・

充分です。

あなたの勇気に感謝します。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

石橋を叩いて壊す。渡らなければ怪我はしない。そんな生き方をしてきた私が、何を思ったのか新しい事にチャレンジしてます。いつか短編小説を本として出したいと言う目標を持って小さな一歩を踏み出しました。パソコンが得意では無く、もちろん物語など書いた事がない私がブログ書いて行こうと思います。