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スーパーGT 2017年 ランキング
ゆうやっちの勝手にプレイバックのコーナーです。
年間のリザルトなんて、振り返った時、あの時のリタイヤがなかったら、あの時にクラッシュがなかったら、そう思うことが多々有り、一戦の大切が良く分かります。
今シーズンが始まる前に一度、プレイバックしてみませんか?各レースをピンポイントで振り返りながら、2017年のリザルトをチェックしてみましょう!
2017年リザルト
順位 | チーム | ポイント |
---|---|---|
1位 | KeePer TOM'S LC500 | 105 |
2位 | MOTUL AUTECH GT-R | 103 |
3位 | WAKO'S LC500 | 82 |
4位 | ZENT CERUMO LC500 | 81 |
5位 | au TOM'S LC500 | 73 |
6位 | DENSO LC500 | 64 |
7位 | RAYBRIG NSX | 63 |
8位 | KEIHIN NSX | 51 |
9位 | ARTA NSX | 50 |
10位 | Epson NSX | 50 |
11位 | S-Road GT-R | 46 |
12位 | WedsSport LC500 | 41 |
13位 | カルソニック IMPUL GT-R | 33 |
14位 | フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R | 24 |
15位 | MUGEN NSX | 20 |
第一戦 岡山国際サーキット
皆さん覚えているでしょうか?ホンダファンにとっては悪夢のような第一戦でした。完走出来たのはたったの一台と言う悪夢。みごとに電気系統トラブルで止まってしまいました。この第一戦はトヨタチームの圧勝でした。予選ではポールを獲得したホンダ勢もトラブルでほぼリタイヤ、対抗してくるはずのニッサン勢もまったく火を噴かず、トヨタ勢同士の戦いにしかならなかった印象のレースでした。関口選手とコバライネン選手のだったり、中島一貴選手とカルダレッリ選手だったり。バックストレートエンドでのバトル、まぁここしかないように思うオーバーテイクポイント、インを取れないとちょっと難しいので逆にここでインをしっかり抑えてしまえば、なかなかオーバーテイクが難しいサーキットですね。マイクナイトコーナーから張り付いて1コーナーも行けるかな?
結果的にトヨタ6チームが上位独占でフィニッシュ
一位 KeePer TOM’S LC500
二位 WAKO’S LC500
三位 DENSO LC500
第二戦 富士スピードウェイ 500km
予選では一位にトヨタ、二位にニッサンとメーカー違いでバトルになるかと思いきや、始まってしまえば、やっぱりトヨタチームが速くて、予選二位だったMOTUL AUTECH GT-Rがどんどん抜かれ上位をトヨタ勢が占めました。富士はGT-Rが速いイメージがありますが、全体的にトヨタ勢に速さがあったように思えます。結果的に同士討ちになりそうなぐらいな接戦が繰り広げられて、最終的にZENTが優勝しました。
一位 ZENT CERUMO LC500
二位 WAKO’S LC500
三位 KeePer TOM’S LC500
第三戦 オートポリス
予選ポールはホンダ勢!RAYBRIGでした。開き幕戦の悪夢を振り払うかのようなポールポジション!スタートから順調なRAYBRIGそして後ろではau TOM’S のロシターがアグレッシブな走りを見せてくれました。あわや接触!いや接触していたかな、何度か(汗)それでも、とてもいい走りでした。手に汗握るバトルを繰り返して、順調に順位を上げたau TOM’S が優勝しました。
一位 au TOM’S LC500
二位 KEIHIN NSX
三位 RAYBRIG NSX
第四戦 SUGO
予選はトップ3をホンダ勢が占めました。ウエイトハンデがの影響もあってか、強さを見せていたトヨタ勢を上回りました。たった二週でホンダ三台が接戦バトルを繰り返して、ウェット路面でブリジストンタイヤを履くRAYBRIGがこのバトルを制しました。どのように転んでもホンダ勢の勝利が見えると思っていたSUGO!やっぱり魔物が棲んでいた。スリックか?インターミディエイトか?難しい路面でコースアウトや接触が多発、波乱含みで三回もセーフィーカーが導入されると言う展開!正直見ている方もどの車が何週目なのかわからないぐらいに混乱しました。圧倒的だった上位はピットストップの妙で順位を落として、このような結果となりました。レースは最後まで何があるか分からないと言う事を久しぶりに体感した気分でした。
一位 DENSO LC500
二位 S-Road GT-R
三位 WAKO’S LC500
第五戦 富士スピードウェイ
ポールポジションからARTA NSXが好スタート!順調にギャップを広げて行きます。今シーズンはここまで優勝はトヨタチームのレクサスのみ、ホンダチームもニッサンチームも二位はあるけど、優勝が無い第五戦でしたが、ここでとうとうトヨタ勢の連勝にNOを突きつけたのが、このARTA NSXでした。スタートから磐石の態勢で安定のラップを刻み、ゴールまで運んでくれました。トップ3に3メーカーが並ぶと言う一番理想的でレースになりました。
一位 ARTA NSX
二位 MOTUL AUTECH GT-R
三位 ZENT CERUMO LC500
第六戦 鈴鹿サーキット 1000km
もうご存知の方も多いかもしれませんが、私は住んでいる地域から現地観戦は鈴鹿しか行けません。今年も最後の鈴鹿1000kmを最大限に満喫してきました。レース展開を書き始めると永遠に終わらなさそうなので、簡単に書きますが、最初はもうフォーラムエンジニアリング がこのまま行くんじゃないかなと思うほどのペースを見せてくれて、ここでとうとうニッサンかな?なんて思っていましたが、10週ほどで一気にペースダウンKEIHIN NSXに抜かれてしまいました。それから順調だったKEIHIN NSXですが147週目にパンクしてしまい、掴んだと思っていた鈴鹿1000kmの優勝が手からスルスルと落ちてしまいました。今回一番のグランドスタンドでの歓声は鬼神の走りで追い上げていたRAYBRIGの山本選手が抜きあぐねていた1号車をホームストレートでオーバーテイクした瞬間だったと思います。いくら鈴鹿だからと言ってもみんなホンダファンと言うわけでは無いでしょうが、とても大きな歓声が上がっていました。
一位 Epson NSX
二位 MOTUL AUTECH GT-R
三位 RAYBRIG NSX
第七戦 タイ
ポールはKeePer TOM’S!この2017年の年間ランキングはもう分かっているので、この地点から雰囲気は出ていたのかもしれませんね。ウェット路面の難しいスタートできっちりホールショットを決めて周回を重ねます。磐石と言う言葉はこうゆう時に使うんだろうと思えるほど安心して見ていられるトップでした。この時にMOTUL AUTECH GT-Rは9位!もしこのMOTUL AUTECH GT-Rがもっと上だったら・・・・・・タラレバはレースでは意味のないことかもしれませんが一つ一つのレースとその時に順位がどれだけ大切なものなのか、確認出来たレースでした。
一位 KeePer TOM’S LC500
二位 WAKO’S LC500
三位 KEIHIN NSX
第八戦 ツインリンクもてぎ
さぁ最終戦です。すごく珍しい接触!スタート前の加速減速の時にまさかの接触!最近F1でもありましたよね、たしか、ハミルトンとベッテルだったかな?これがなければ、あっ!またタラレバって言ってしまった。でもこれが無ければ、KeePer TOM’Sの優勝じゃなかったかもしれない・・・・・・・とは言っても、シーズンで2回優勝したKeePer TOM’Sがこのレースもしっかりと二位につけた。優勝はMOTUL AUTECH GT-Rでした。
一位 MOTUL AUTECH GT-R
二位 KeePer TOM’S LC500
三位 ZENT CERUMO LC500
まとめ
振り返ってみて、やっぱり思うのは、一戦一戦の、たった一つの順位が振り返ればとても大きなターニングポイントになってしまう。シリーズチャンピオンになるチームはたとえ優勝出来なくても、そうゆう取りこぼしを出来るだけ減らして戦っている事が分かる。たった一つの接触がたった一つのトラブルが・・・・・・・タラレバなんて意味が無い!結果がすべてである以上、すべてを味方につけて走れた物が勝つ!!本当に見ていて気持ちのいいスポーツだと思います!
KeePer TOM’SがMOTUL AUTECH GT-Rの連続チャンピオンを阻止した。2018年のチャンピオンはどのチームになるのか!!!??
2018年のスーパーGTドライバーラインナップやスーパーフォーミュラの記事も書いていますので、もしよければご覧下さい。
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