ブログ始めて66日目(小説って難しい)

私は今、長編小説に取り掛かっています。この話は何度も日記に書いていますが、この話を日記に書き始めると言う事は、全然進まない状態であるって事です。

こうゆう言い方はどうかと思いますが、短編小説の場合は入り込み度が少ない為に登場人物や人間関係などは多く存在出来ません、その中で一つの出来事に何かしらの答えを出して終わります。

しかし長編ともなると、そこに存在する人間関係をしっかりと作り込み一人一人のキャラクターを固定しながら展開させて行く必要があります。最初はこんなキャラだった人が後半は違う人になってしまうような事があっては行けないのです。でも、そんな物語を書いた事の無い私は、このキャラ設定の地点で一旦躓きます。そこで躓いているから前に進めないんだと思い書き始めてみると結局、ここで登場する人について考えなくてはならなくなる。やっぱり後付けにならない為にも、最低限の登場人物とストーリーは考えてから始めた方が結果的に作りやすくなるって事が分かりました。

それが分かったとしても、長編なのに最後はこれでいいの?と言う不安が沸いてきます。短編ならこれで終わりでもいいんだろうけど、長編ともなると長く読んでくれた方の期待の斜め上を行く何かがいるんじゃないかなと思って、また書けなくなるんです。たとえ話ですが、みなさんはアニメのワンピースのひとつなぎに財宝ってなんだと思います?もうあれほどの人気アニメになったので、最後はなんでも許してもらえそうですが、やはりそこにはここまでひぱってきた期待はあります!人気でもなんでも無い私の長編小説には楽しんで読んでもらう為に色んな疑問を物語の中に置いてこなければなりません。でもその疑問が回収されていなかったら、読んでくれた方はどう思うでしょう?最低でも期待通り!最高は予想以上の何か?きっとこう思っているだろうなと思うと尚更書けなくなります。

長編小説がこんなにも難しいなんて、もう書ける気がしない!

小説なんてもうオワコン(終わったコンテンツ)なんて言われていますが、小説は決して終わってはいないと思っていました。確かに終わってはいないですが、今、すばらしい能力を持った作者が何ヶ月と言う膨大な時間を使って作り上げた物語が様々な人たちの協力の元やっと形になって本屋さんに並ぶ、その並んだ文庫本が600円ほどで売られている。

大型ショッピングセンターで本屋さんとゲームセンターが並んでいて、そこにあるUFOキャッチャーに吸い込まれる500円は財布から出るけど、文庫本に500円はなかなか出ない。これが現実なのかなとも思う気持ちもある。ほとんどの映画やドラマには原作本があって本自体が終わっているとは思わないが、時代の流れと言うものがある事もまた事実なのかもしれない。

だからと言って止めるつもりは無いけど、完成させられる自信も今は無い。始めた以上は完成させたいと思う!


何から始めればいいのか、ゴールの見えない迷路に入ってしまったようで、右へ進むべきか左に進むべきか分からず立ち止まる。一歩ならまだしも何十歩も歩いてその道が間違いだと気付く、そしてまた1から歩き始める。最近はそれを避けようとしてなっている。間違わないように準備して準備して、準備だけして物語はまったく進んでいない。やっぱり一旦、立ち止まって、もう一度短編を作ってみようかな・・・・・・

小説って難しいって事を痛感し続けている  66歩

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ABOUTこの記事をかいた人

石橋を叩いて壊す。渡らなければ怪我はしない。そんな生き方をしてきた私が、何を思ったのか新しい事にチャレンジしてます。いつか短編小説を本として出したいと言う目標を持って小さな一歩を踏み出しました。パソコンが得意では無く、もちろん物語など書いた事がない私がブログ書いて行こうと思います。